男性型脱毛症に有効なクスリ

男性型脱毛症とは、思春期以降に男性の髪の毛に対して症状が現われ、前髪の生え際が後退したり、後頭部の髪の量が少なくなってしまい、地肌が見えてしまうといったのが特徴的なもので、病気と言うよりは自然現象と言った方が良いかもしれません。
男性型脱毛症はジヒドロテストステロンという物質が原因になっており、ジヒドロテストステロンはテストステロンが酵素によって変換されてしまい、ジヒドロテストステロンとなって抜け毛の原因になってしまいます。
難しく書いていますが、いわゆるハゲのことで、年齢とともにこの悩みにぶつかる男性は多いです。
また遺伝が原因でハゲるなどの説もありますが、はっきりしたことはわかっていないため何とも言えません。
男性型脱毛症の世界初のクスリとしてプロペシア(一般名フィナステリド)というものがあります。
プロペシアとは発毛に効果があるとされているクスリで、アメリカのメルク社が開発しました。
含まれている有効成分はフィナステリドと呼ばれる成分で、この成分が含まれているクスリは5a還元酵素阻害薬に分類されます。
開発国であるアメリカのテキサス州やメキシコに自生しているノコギリヤシの成分を研究して完成した化学合成品となっています。
このクスリは酵素を阻害することでジヒドロテストステロンが作られるのを抑制してくれ、髪が太くなったり、発毛を止めてしまっている毛穴からも毛の成長を期待できるようになります。
薄毛に悩む人には素晴らしいクスリのように思えますが、過度な期待は禁物です。
必ず毛が生えることを約束できるものではありませんし、多くの人は現状維持で後退していくのを止めるくらいに思っていた方がいいいです。
薬価も決して安いものではないので、安易な気持ちで服用することはあまり勧めることはできません。
副作用はほとんどありませんが、勃起不全など性的機能に影響がでる場合があります。
滅多に発現しませんが、肝機能障害を起こすことがあるので、異常が認められた場合、服用を止め、病院で必要な処置を受けるようにしてください。